東京にある猫神社『美喜井稲荷』

猫の神様に守られた神秘の稲荷:

美喜井稲荷神社
はじめに
東京の赤坂に位置する「美喜井稲荷神社」は、猫を祀る非常に珍しい稲荷神社です。美喜井稲荷神社には、かつて飼い主を火事から救った猫「美喜井」が神様として祀られています。猫好きにはたまらない、この神社の歴史や特徴を探ってみましょう。

猫と神様の不思議な関係

美喜井稲荷神社の由来には、不思議な猫「美喜井」の物語があります。戦前、当地の家に住んでいた美喜井という名の猫は、夜中に飼い主を起こして火事を知らせ、飼い主の命を救ったと伝えられています。しかし、その後猫自身は火事で命を落とすことに。飼い主は感謝の念を込めてこの猫を祀るようになり、この神社が誕生しました。

猫の姿をした守護神

美喜井は、ただの猫ではなく、比叡山から降りてきた高位の霊だとも伝えられています。高僧がこの猫について「霊の高い存在だ」と言及し、それが猫を神様として祀る契機となったのです。

美喜井稲荷神社の境内の特徴

境内は非常に小さく、「猫の額ほど」と表現される狭さですが、そこには神聖な雰囲気が漂っています。正面には猫の像「狛猫」が鎮座しており、その愛らしい姿が参拝者を出迎えます。この狛猫は、以前よりも新しく修復されたもので、猫の曲線やリアルさを美しく表現しています。
また、本殿には2体の猫が装飾されています。左側の猫は小鳥と遊び、ウィンクしているユーモラスな姿が特徴的です。右側の猫は邪鬼を踏みつけ、その魂を吸い取るかのような神秘的な役割を担っています。このような猫が邪鬼を踏む姿は非常に珍しく、神社のユニークな魅力の一つです。

御朱印やお守りは?

美喜井稲荷神社では、残念ながら御朱印やお守りは現在のところ授与されていません。しかし、猫の神様に祈りを捧げることで、参拝者は癒しと幸せを得るとされています。

まとめ

美喜井稲荷神社は、猫を大切にする心と信仰が織り交ざった非常に珍しい神社です。由緒書きには、猫にとって毒となる蛸を食べてこないでと書かれています。また、お供えのチュールも置いてありました。猫の神様「美喜井」に会うために、この小さな癒しの空間を訪れてみてはいかがでしょうか。猫好きな人にとって、ここはまさに聖地とも言える場所です。赤坂の喧騒の中に佇むこの神社は、静かなオアシスとなっています。

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